8月24日、今年も「地蔵盆 大施餓鬼会」の法要が執り行われました。
台風で天候が心配される中、多くの方にお参りいただきました。
一願地蔵尊前では施餓鬼法要の後、事前に申し込まれた方の塔婆供養、小法話、お供物の授与が行われました。
塔婆供養は毎年7月1日~8月24日まで申込みを受付けています。
ご先祖様を供養して、今生かされている事に感謝いたしましょう。
8月24日、今年も「地蔵盆 大施餓鬼会」の法要が執り行われました。
台風で天候が心配される中、多くの方にお参りいただきました。
一願地蔵尊前では施餓鬼法要の後、事前に申し込まれた方の塔婆供養、小法話、お供物の授与が行われました。
塔婆供養は毎年7月1日~8月24日まで申込みを受付けています。
ご先祖様を供養して、今生かされている事に感謝いたしましょう。
「文人多癖」ってどう読むの? そんなお声がちらほらと届いています。
「ぶんじんたへき」と音読みし、「文人は癖多し」と訓読みします。
文人とは詩文書画をよくする人、癖(へき)とは今日的にいうならマニアやオタクに相当するといえます。
この度、「鉄斎-文人多癖-」展のちらしが出来あがりました。
今回は鉄斎の多癖をご紹介する企画ですので、ポップで多彩なイメージになるよう、デザイナーさんにお願いしました。
池大雅、王羲之(おうぎし)、倪瓚(げいさん)といった和漢の文人を選びましたが、彼らがどういった癖を持っていたかご存知でしょうか。
展覧会は9月11日から開催です。
http://www.kiyoshikojin.or.jp/tessai_exhibition/
ただ今、オープンに向けて準備中です。 ご期待ください!
鉄斎美術館「聖光殿」に向かって左手に、こんな石碑があるのをご存じですか?
仏教の開祖であるお釈迦様の足形を石面に刻んだ「仏足石」の隣に並ぶこの石碑は、「辰馬悦叟君頌徳碑」といいます。
辰馬悦叟(1835~1920)とは明治・大正期の西宮の酒造家です。近代文人画の巨匠富岡鉄斎(1836~1924)と親交が深く、鉄斎作品を蒐集していたことでも知られています。現在そのコレクションの多くは、辰馬考古資料館の所蔵となっています。辰馬氏が清荒神清澄寺の篤信者であったことから、没後、境内に頌徳碑を建碑することになりました。当山第37世法主坂本光浄(1875~1969)は、石碑の篆額(一番上に刻まれた題字)を依頼するために、初めて京都の鉄斎を訪ねました。このときの縁が、鉄斎と光浄の交流に繋がりました。
ひっそりと佇む石碑は、辰馬氏と清荒神、そして清荒神と鉄斎の縁を今に伝えています。
宝塚で歴史散策する折には、是非こちらにも注目してみてください!
第70回毎日書道展を記念して、7月11日(水)より、近代書道の礎を築いた書の巨人たち(明治維新~昭和20年まで)の作品が揃う特別展示「墨魂の昴―近代書道の人々―」展が国立新美術館で開催されています。
清荒神清澄寺 鉄斎美術館からは、富岡鉄斎の書の代表作として《白居易問鶴詩書》を出品しています。
鉄斎をはじめ、大田垣蓮月、西郷隆盛、犬養毅(木堂)など戦後の書に大きな影響を及ぼした64人の作品が、文人・政治家・宮家、漢字、かな、篆刻・刻字、の四部構成で展示されています。また、日中平和友好条約締結40周年を記念して出品される愛新覚羅溥儀の作品も話題を集めています。
お近くの方は是非ご覧になって下さい。
展覧会名:第70回毎日書道展 特別展示「墨魂の昴―近代書道の人々―」
会期:2018年7月11日(水)~8月5日(日)
会場:国立新美術館 東京都港区六本木7-22-2
主催:一般社団法人 毎日書道会・毎日新聞社
http://www.mainichishodo.org/special_events/
電話:03-6812-9921
7月10日(火)から、明治期に京都画壇の中心として活躍し、「今蕭白」と呼ばれた鈴木松年(1838~1928)の生誕170年・没後100年を記念した展覧会が香雪美術館で開催されています。
清荒神清澄寺 鉄斎美術館からは、富岡鉄斎、田能村直入、鈴木松年、今尾景年、竹内栖鳳ら19名による寄書きの扇子《諸家蔬果図》(前期展示)を出品しています。
館外初出品となりますので、是非ご覧になって下さい。
展覧会名:「生誕170年・没後100年記念 鈴木松年 今蕭白と呼ばれた男」
会期:2018年7月10日(火)~9月30日(日)
前期 7月10日(火)~8月19日(日) 後期 8月21日(火)~9月30日(日)
会場:香雪美術館 神戸市灘区御影郡家2丁目12-1
電話:078-841-0652
http://www.kosetsu-museum.or.jp/mikage/
6月17日(日)、「鉄斎の旅―足跡、天下に遍(あまね)し―」展は最終日を迎え、好評のうちに会期を終えることができました。不安定な天候が続くなか、多くの方に足を運んでいただきました。展覧会にお越しくださった皆様、ありがとうございました。
当館ホームページでは、過去10年分の出品目録をWEB公開しています。展覧会ページの「展覧会アーカイブ」に一覧を掲載していますので、是非ご活用ください。
最新の出品目録はこちら ⇒ 「鉄斎の旅―足跡、天下に遍し―」 出品目録PDF
鉄斎美術館は只今、夏期休館中です。
次回展覧会「鉄斎―文人多癖―」は、9月11日(火)から開催いたします。ご期待ください!
毎年6月15日は弘法大師様の誕生を祝う法要が執り行われます。
今年は朝から生憎の雨模様でしたが、法要が始まる午前11時には雨もあがり、多くの方にお参りいただきました。
11時から本堂にて法要、引き続き12時20分頃から修行大師像前にて法要、その後、法話、お供物授与が行われました。
来年もぜひお越しください。
6月9日(土)、鉄斎美術館では「鉄斎の旅―足跡、天下に遍し―」展のギャラリートークを開催し、多くの方にご参加いただきました。後期展には色彩豊かで華やぎある大和絵風の作品が並び、前期展とは趣の異なった旅の世界をお楽しみいただけます。鉄斎が生涯愛用した印章「足蹟遍天下」(江馬天江刻)や、アイヌ民具なども必見です!
「鉄斎の旅―足跡、天下に遍し―」展は6月17日(日)までの開催です。是非お越しください。
今年も史料館、入口横の水盤に「モリアオガエル」がやって来ました。
モリアオガエルは、無尾目アオガエル科の両生類で日本固有種。
体長5~9㎝でメスの方が大きく、背面は緑色で不規則な褐色斑をもつものがある。
主に本州の山間部に生息し、4~6月頃に水辺付近の樹上に泡状の卵塊を産み付ける。
卵内で、オタマジャクシとなってから落下して水面に入る。
天然記念物に指定している地域が多い。
珍しいカエルらしいので、お参りの際はお立ち寄りください。
鉄斎美術館では、本日5月12日(土)より、「鉄斎の旅―足跡、天下に遍(あまね)し―」展の後期展示が始まりました。
今回の見どころは、「北海道の名付け親」として知られる松浦武四郎や諸書から北海道の実情を学び、明治7年(1872)に北海道旅行を果たした鉄斎が、アイヌ民族に主題を得て描いた作品の数々です。旅の風景だけでなく、生き生きとした人物表現が楽しめるのも鉄斎作品の魅力のひとつです。このほか、南朝史跡に取材した絵図、絵画や、京都八坂神社の祇園祭や太秦広隆寺の牛祭などの祭礼を描く屏風《四祭図》などを展示しています。
後期展示は6月17日(日)までです。是非お越しください。
また、新聞・雑誌で今回の展覧会が紹介されました。こちらもあわせてご覧いただくと、展覧会をより楽しんでいただけます。
▼ウィズたからづか4月号 2018年3月15日発行
▼産経新聞 2018年4月12日(木)
「正木利和のスポカル 北海道から鹿児島、はては富士山頂まで、日本中を旅した文人画家鉄斎が描いた真実」
▼神戸新聞 2018年4月28日(土)朝刊
「全国旅した鉄斎の足跡」(web記事は会員限定公開)