会期 |
前期: 2023年9月21日(木)~10月31日(火) |
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会場 | 鉄斎美術館別館「史料館」 ※本館「聖光殿」は長期休館しているため、小さい会場での展示となります。 |
開館時間 | 午前9時30分~午後4時30分 |
休館 | 水曜日、展示替期間 |
入館料 |
無料 |
展覧会の見どころ
若い頃より学者を志し博学多識であった富岡鉄斎(1836~1924)は、渉猟した万巻の書物から画題を得て多彩な作品を生み出しました。「わしの画を見るときはまず賛を読んでほしい」と語るほど賛文を重要とした鉄斎が引用する題材は、中国・日本の故事・伝説はもとより、限られた文献を典拠とした逸話など多岐にわたります。また、敬慕する聖賢や神仏については各地に伝わる遺像や諸書の挿図、拓本などを探索することで、個性的で表情豊かな人物像を表現しました。
本展では、王羲之が文士たちと蘭亭で会した故事に由来する《蘭亭曲水図》や豊臣秀吉が京都北野で催した茶会に取材した《北野大茶湯図》などをご紹介します。
次回展覧会
【小企画展】鉄斎の九十歳落款(仮称
会期:2024年4月初旬〜7月初旬
※2024年1月〜3月は休館となります
会場:鉄斎美術館 別館「史料館」