鉄斎美術館からのお知らせ

鉄斎美術館からのお知らせ

第8回聖光文庫文化講座のご案内

本年の12月8日(日)に開催される第8回聖光文庫文化講座(鉄斎美術館・宝塚市立中央図書館聖光文庫共催)のちらしが出来上がりました。
演題は下記のとおりです。
第1講 「中国書法史から見た鉄斎の書法」 魚住和晃氏(神戸大学名誉教授)
第2講 「円山四条派が主流の京都画壇の中での鉄斎」 田島達也氏(京都市立芸術大学教授)

申し込みは、11月3日(日・祝)から会場の宝塚市立中央図書館(0797-84-6121)にて、先着順で受け付けます(聴講無料、定員90名)。
専門的なお話が聞ける貴重な機会ですので、今からご予定いただきまして、是非ご参加ください。

「鉄斎の花鳥画」後期展がはじまりました!

本日819日(月)から「鉄斎の花鳥画」後期展が始まりました。
本展では、十の名花を十の友にたとえて描いた《名花十友図》、晋の書聖・王羲之が愛した鵞鳥を描く《鵞図》、長寿の願いを込めて描かれた扇子《鶴図・亀図》、妻・春子との合作になる《梅花式磁鉢》などを紹介しています。
「鉄斎の花鳥画」展は、101日(火)までの開催です。是非、ご覧ください!

「鉄斎の花鳥画」展出品リスト

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毎週、展示作品をピックアップ紹介しています!

さんぽ龍、「鉄斎の花鳥画」展を見学!

7月9日、清荒神参道商店会のマスコット・さんぽ龍が、鉄斎美術館別館史料館で開催中の「鉄斎の花鳥画」展へやってきました!鉄斎の《猛虎図》と並び、龍虎が揃いました。

さんぽ龍は、「清荒神参道七夕まつり」で集まった願い事の短冊を清荒神清澄寺へ納められました。短冊は、当山にて心願成就の祈祷が行われます。皆さんの願いが成就するといいですね。

「鉄斎の花鳥画」展の出品目録をWEB公開しました

現在、鉄斎美術館別館「史料館」では、「鉄斎の花鳥画」前期展を開催しています!会場では出品目録を配布していますので、ご希望の方は、会場スタッフにお声がけください。PDF版もWEB公開しています。⇒「鉄斎の花鳥画」展出品目録PDF

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本日6月28日より「鉄斎の花鳥画」展がはじまりました

中国宋代に発展して以来、中国・日本の文人たちに広く享受された「花鳥画」は、花、鳥はもちろん、動物、虫、魚、蔬果など、あらゆる生き物を対象とします。さまざまな組み合わせをもって描かれた花鳥画には、富貴、不老長寿、立身出世、子孫繁栄といった吉祥を表す寓意が込められたものが多く、近代文人画の巨匠・富岡鉄斎もまた、こうした謎語画題が織り込まれた花鳥画を好んで描きました。

「鉄斎の花鳥画」前期展では、風に揺れる牡丹の花と蝶を濃彩で描く《富貴国香図》、孫娘の結婚を祝して描いた《楳花山茶水仙華図》、清の金冬心や姚若翼の手法に倣って画中に花弁や菩提樹を貼り付ける《静観楽事帖》など、晩年の名品を中心に鉄斎の花鳥画を紹介します。

「鉄斎の花鳥画」前期展は、8月1日(木)までの開催です。是非、ご来館ください。

本日5月17日から「鉄斎と茶の湯」後期展がはじまりました

本日5月17日(金)から「鉄斎と茶の湯」後期展がはじまりました。
鉄斎が表千家不審菴蔵の《千利休像》(長谷川等伯筆、重要文化財)を摸写した肖像画、日本ではじめて茶が作られた高山寺の開祖・明恵上人を描いた《梅山幽趣図》、あわせて京都の名工が制作した器物類に、鉄斎が書画を絵付けした茶道具をご紹介しています。出品リストは、「鉄斎と茶の湯」展出品目録PDFをご確認ください。「鉄斎と茶の湯」展は、鉄斎美術館別館「史料館」で6月23日(日)までの開催です。

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『佐賀県近世史料』に《売茶翁対客言志巻》が掲載されました

売茶翁と大潮元皓の資料を中心に編集された『佐賀県近世史料』第9編(文学編)第2巻(2019年4月刊行)に、清荒神清澄寺 鉄斎美術館蔵《売茶翁対客言志巻》が紹介されました。富岡鉄斎が愛蔵した売茶翁筆「対客言志」の前後に、山中信天翁の題字、鉄斎の筆になる売茶翁像、草場船山による跋文が配された巻子です。本書では、図版と解読・訓読があわせて掲載されています。

申込・問い合わせ先
佐賀県立図書館 近世資料編さん室
〒840-0041佐賀市城内2丁目1-41
電話: 0952-24-2900  ファックス:0952-25-7049
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00368356/index.html

神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科、「鉄斎と茶の湯」展を見学!

神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科の1回生が、学外演習で鉄斎美術館に見学に来られました。同学科では初めて体験する実習科目「ビジュアルデザイン基礎」で、近代文人画の巨匠・富岡鉄斎の作品に触れる試みをしています。本年度は、鉄斎美術館別館「史料館」で開催中の「鉄斎と茶の湯」展を見学されたのち、本館「聖光殿」(現在休館中)で摸写に取り組む課題作品《寿老人像》(1924年)を特別観覧していただきました。《寿老人像》の鑑賞と摸写を踏まえて、それぞれがイメージする鉄斎の肖像画を描くそうです。
本日5月8日は、清荒神清澄寺で仏生会(花まつり)が執り行われています(10時より16時まで)。学生さんも本堂内にてお釈迦様の像に甘茶をかけ、甘茶の接待も受けられました。お参りに来ていた「さんぽ龍」とも遭遇!

「鉄斎と茶の湯」展出品目録をWEB公開しました

現在、鉄斎美術館別館「史料館」では、「鉄斎と茶の湯」を開催しています!展覧会にともなって、出品目録を配布していますので、ご希望の方は、会場スタッフまでお声がけください。PDF版もWEB公開しています。⇒「鉄斎と茶の湯」展出品目録PDF


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本日4月6日(土)から「鉄斎と茶の湯」展がはじまりました

 

文人・富岡鉄斎といえば「煎茶」をイメージされる方が多いかと思いますが、いやいやどうして、「茶の湯」にもたいへん造詣が深い人物なのです。茶人、茶道具、茶書、茶室、庭園、伝統保持者など、総合芸術である「茶の湯」のあらゆる方面に興味を抱き、実地調査・研究を行い、関連の作品・資料を遺しています。本展では、その一端をご紹介しています。
前期展では、茶聖と称される千利休に関連する故事・逸話を描いた《北野大茶湯図》、《休師訪丿貫図》、《茶事秘録豊公秘話図》と、利休の孫・千宗旦にまつわる《宗旦狐図》まで、鉄斎が興味を寄せた茶人、茶事にかかる多彩な作品をご覧いただきます。あわせて京都の名工が手がけた器物に鉄斎が書画を揮毫した茶道具もご紹介しています。
 「鉄斎と茶の湯」前期展は、鉄斎美術館別館「史料館」にて5月12(日)までです。是非、ご来館ください!