「何と読むのですか?」
来館者をしばしば悩ませる鉄斎美術館の玄関に掲げられた木額「聖光殿(せいこうでん)」と、門標「鉄斎美術館」。どちらも原跡は、昭和を代表する書道家の一人で、清荒神清澄寺と縁が深い森田子龍(1912~1998)の揮毫になります。昭和50年(1975)の開館以来、来館者の皆様をお迎えしておりますが、木額「聖光殿」は長年の風雨にさらされ、劣化が進んでいたため、夏期休館中に修復を行いました。力強い書が復活し、再び皆様のご来館をお待ちしています。
「鉄斎―文人多癖―」展へお越しの際は、木額と門標にも是非ご注目ください!
また、史料館では9月28日(金)まで「森田子龍―心の書―」展を開催中です。あわせてお楽しみください。